SPN闘病録

SPN(充実性偽乳頭状腫瘍)を発症し、膵頭十二指腸切除をした人の記録です。

退院後変わったこと

食事を再開してからはゆっくり食べることを心掛け、無事吐き気は前よりも無くなって、戻すこともなくなりました。レントゲン・採血の結果も問題なく、痛み止めや整腸剤などの薬をもらい、入院期間1ヶ月ほどで退院することが叶いました。

特に食事制限などはなく、油物を食べすぎなければ良いよ〜くらいでしたが、実際のところ術後1,2ヶ月くらいは油のある肉系のものは食べると吐き気が来るので避けていました。基本は魚や鶏胸肉、鍋系の料理などを食べるようにしていました。しばらくは食事内容に関わらず、食後は吐くほどではないですが軽い吐き気と倦怠感がある感じでした。

健康的な便が出るようになるまでも時間がかかったと思います。術後しばらくは下痢のような感じで分解しきれていない油が浮いている状態でした。術後10ヶ月ほどになった現在でもお腹が緩いときは油出てきます。(トイレ掃除の頻度増えました😓)

体重に関しては術後は-1,2kgで思ったより減らなかったな、と思ったのですが、日常生活に戻ってからやはり油の吸収が出来てないせいか、毎日食事を摂っていても緩やかに体重が減っていって結果-7kgくらいになってしまいました。目に見えてヒョロくなっているのでせめて筋肉はつけたいな、と思っています。

傷の痛みはほとんどなく、少し調子に乗ってベッドにダイブ!!などしなければ痛むことはないです!(←ダイブした人😇とても痛かった😢) 傷はミミズ腫れのようになっていて、仕事で一日中座っていると傷が固くなってちょっと攣るような感じがするので多少は体を伸ばしたりして血行良くした方がいいのかも、と思います。

「食事制限はなし」というのが半信半疑でしたが、割と好きなものは食べれています。油ものには確かに弱くなっている感覚はありますが大人になって油ものキツくなった〜というのとそんなに変わらないレベルかなと思います。元々お腹が弱い方なので変化が感じづらいのですがやはり下しやすくはなっているかもしれません。でも日常生活は大きく変わらず、元の生活はほぼほぼ送れていると思います。